Proton VPN無料版を知りたい人へ:どんなときに使うべき?

「Proton VPNって無料で使えるらしいけど、どうやって設定すればいいの?」「無料VPNって危ないって聞くけど、Protonは大丈夫?」
だいたいこのあたりが「proton vpn 無料版 使い方」で検索している人の本音だと思います。

日本でもカフェWi‑Fiやテザリングを使う機会が増えていて、

  • クレカ情報や銀行ログインを盗まれたくない
  • 動画サイトやSNSの地域制限をなんとかしたい
  • でも、いきなり有料VPNに課金するのはちょっと…

こういうときに「まず無料版から試したい」という需要はかなりあります。

この記事では、Proton VPN無料版を日本から使う前提で、

  • 無料版でできること / できないこと
  • Windows / Mac / iPhone / Android での具体的な設定手順
  • 重い・遅い・つながらないときのよくあるトラブル対処
  • 無料VPN全般のリスクと、有料VPNとの賢い使い分け

までまとめて解説します。
ガチの技術記事というより、「詳しい友だちが横で手順を教えてくれる」感じを目指します。


Proton VPN無料版ってどんなサービス?

まずざっくり前提から。

無料版の最大の特徴

他の多くの無料VPNと違って、Proton VPN Freeは、

  • 通信量が無制限(データ量制限なし)
  • ユーザーのアクティビティを記録しないノーログ方針
  • 広告ブロック機能(NetShield)が使える(※無料でも一部利用可)

といった点がかなり強いです。
多くの無料VPNが「月2GBまで」「7日で終了」「ログ取ります」といった条件なのに比べると、だいぶ良心的です。

ただし、無料版にはしっかり制限もある

メリットだけを見ると神サービスっぽいですが、ちゃんと制限もあります:

  • 接続できる国がかなり少ない(無料はごく一部の国のみ)
  • サーバー数が少ないので混雑しやすく、速度が落ちやすい
  • 高速サーバーやストリーミング専用サーバーは基本有料のみ
  • 同時接続できるデバイス数が少なめ

要するに、

「プライバシーを守りつつ、軽めの使い方をしたい人向け」

というポジションです。
Netflixや海外スポーツ配信をガッツリ見たい人は、後半で触れるように有料VPN(例:NordVPN)を検討した方がストレスが少ないです。


Proton VPN無料版で「できること」と「できないこと」

無料版でできること ✅

ざっくり日本のユーザー目線でいうと、こんな用途には十分使えます。

  • カフェ・ホテル・空港などのフリーWi‑Fiを安全にする
  • SNSやWEBサイトの閲覧でIPアドレスを隠す
  • 日本の回線で一部の海外サイトにつなぎたいときの迂回
  • 軽めのP2Pトラフィック以外の一般的な通信

特に、フリーWi‑Fiの保護用途はかなり重要です。
あやしい無料VPNだと逆に情報を抜かれるリスクもありますが、Proton VPNはプライバシー重視で運営しているのが売りなので、その点はまだ安心材料になります。

なお、セキュリティ分野では、Android向けの無料ウイルス対策アプリにも「おまけVPN」が付いていることが増えています(LesNumeriquesの2025年比較記事でも、Avast・Norton・BitdefenderなどがVPN同梱プランを展開していると紹介されています)。
ただ、これら“おまけVPN”は制限がきついことも多いので、VPNメインで使うならProtonのような専用サービスの方が使い勝手は良いです。

無料版で厳しいこと・できないこと ❌

逆に、無料版で期待しすぎるとガッカリするのはこのあたり。

  • 海外版Netflix、Hulu、Disney+などの動画サービスの視聴
  • ライブ配信やオンラインゲームで安定した低遅延回線
  • 仕事レベルでの大容量アップロード / ダウンロード
  • 常に安定した高速通信(夜・週末は特に混雑しがち)

動画配信サービス側もVPN対策をどんどん強化していて、
無料サーバーからのアクセスはかなりブロックされやすいです。

また、VPNソフト市場自体が今後も拡大すると予測されていて(OpenPRによると、VPNソフト市場は2030年代にかけて約2倍規模へ成長見込み)、各社は有料プランの差別化に投資しまくっています。
その結果、「ストリーミングOK・超高速・専用サーバー完備」はだいたい有料ゾーンになりつつあります。


Proton VPN無料版の安全性をざっくりチェック

ノーログ方針とプライバシー

Proton VPNは、無料版でも有料版と同じく厳格なノーログポリシーを掲げています。
つまり:

  • どのサイトを見たか
  • どのファイルをダウンロードしたか
  • 接続元IPアドレス

こういった情報を記録しない方針です。

無料VPNの中には、利用者の行動ログを広告業者に売ったり、あやしい第三者と共有しているサービスもありますが、その点でProton VPN無料版はかなりマシな選択肢といえます。

暗号化・プロトコル

技術的には、

  • AES‑256レベルの強力な暗号化
  • OpenVPN / WireGuard系の安全なプロトコル(アプリが自動選択)

といった、いわゆる「今どきのちゃんとしたVPN」の標準的なレベルは押さえています。
セキュリティ的に「無料だから弱い」というわけではありません。


デバイス別:Proton VPN無料版のインストール手順

ここからは、実際の使い方に踏み込みます。
基本の流れはどのデバイスでも同じです:

  1. Protonアカウントを作成
  2. アプリをインストール
  3. ログインして、無料サーバーを選んで接続

1. アカウント登録(共通)

  1. ブラウザで公式サイトを開く
  2. 「Sign up」→「Free」を選択
  3. メールアドレスを登録(GmailなどでOK)
  4. 届いた確認メールからアドレス認証
  5. パスワードを設定して完了

メールアドレス自体も匿名性を高めたい人は、別途プライベート用のメールアドレスを作っておくとよいです。


Windows版(Win10 / Win11)の使い方

  1. 公式サイトからWindows用インストーラをダウンロード
  2. インストーラを起動して、案内どおりに進める
  3. インストール完了後、アプリを起動
  4. ログイン画面でメールアドレスとパスワードを入力
  5. 左側の国一覧から、無料サーバーがある国を選択
  6. 「Quick Connect」を押せば自動でおすすめサーバーに接続

ポイント

  • 「設定」→「Start with Windows」をONにすると、Windows起動時に自動でVPN接続できます(会社PCだとポリシーに反することもあるので注意)。
  • Kill Switch(VPN切断時に通信を遮断する機能)もONにしておくと安心です。

Mac版(macOS)の使い方

  1. App Storeで「Proton VPN」を検索してインストール
  2. アプリを起動して、ログイン
  3. 左のサーバーリストから無料サーバーを選ぶ
  4. 「Connect」ボタンで接続開始

ポイント

  • メニューバーのアイコンから、ワンクリックでON/OFFできるので、カフェなど外出先に行ったときだけONにする運用がしやすいです。
  • バッテリー節約したい人は、自宅の安全なWi‑Fiでは切っておくのもアリ。

iPhone / iPad(iOS / iPadOS)の使い方

  1. App Storeで「Proton VPN」を検索し、アプリを入れる
  2. 起動してログイン
  3. 「Quick Connect」タップで自動接続
  4. 初回のみ「VPN構成の追加」を求められるので「許可」
  5. パスコード / Face IDで承認すると、VPNプロファイルが追加される

ポイント

  • iOSの設定アプリ→「VPN」からもON/OFFできます。
  • 公共Wi‑Fiに入るときだけONにするなら、「設定」からコントロールセンターにVPNトグルを追加しておくとワンタップで切り替えられます。

Android版の使い方

  1. Google Playストアで「Proton VPN」をインストール
  2. ログイン
  3. 下部の「Quick Connect」またはサーバーリストから国を選んで接続
  4. 通知バーから接続状態を確認・切断可能

ポイント

  • AndroidはバックグラウンドでずっとVPNを貼りっぱなしでも比較的安定しています。
  • 通常のモバイル回線でもVPNをONにできるので、キャリアのトラッキングが気になる人にも有用です。

Proton VPN無料版の基本設定と日本からのおすすめサーバー

最低限やっておきたい設定

アプリの「Settings」で、以下あたりはチェックしておくと安心です。

  • Kill Switch:ON
    → VPNが何かの拍子に切れたとき、通信を自動で遮断。
  • Auto Connect:ON(信頼していないWi‑Fiのみ)
    → カフェWi‑Fiに入った瞬間に自動でVPN接続、みたいな使い方ができる。
  • Protocol:自動(Automatic)
    → よく分からなければ自動でOK。うまくつながらないときだけOpenVPN / WireGuardを切り替えて試す。

日本からどの国を選ぶべき?

無料版で選べる国は限られていますが、基本は以下の考え方でOKです。

  • 速度重視:日本から地理的に近い国
    → アジア圏の無料サーバーがあればそこを優先。
  • 特定サービスへのアクセス目的
    → そのサービスが公式に提供されている国の中から、無料サーバーがある国を選ぶ。

ただ、無料サーバーは世界中からユーザーが殺到するので、時間帯によってはかなり重くなります。
「夜は激重だけど、朝はわりと快適」といったことも多いので、

  • ダウンロードは朝~昼に回す
  • 動画はそもそも無料VPNに期待しすぎない

くらいの割り切りは必要です。


よくあるトラブルと対処法

1. そもそも接続できない / エラーが出る

  • アプリを一度終了して再起動
  • 別のサーバー・別の国を試す
  • プロトコルを「Automatic」→「OpenVPN / WireGuard」に変えてみる
  • Wi‑Fiルーターを再起動

会社や学校のネットワークでは、VPNそのものがブロックされていることもあります。
その場合はネットワークルール違反になる可能性もあるので、無理に回避しようとしない方が安全です。

2. 接続はできるのに、極端に遅い

  • 別の無料サーバーを試す(同じ国でも複数サーバーがある)
  • 時間帯を変える(夜→昼)
  • バックグラウンドで動いているダウンロードやクラウド同期を止める

無料サーバーは「混雑=速度低下」が避けられません。
もし、仕事でどうしても安定した高速回線が必要なら、有料VPNとの併用を真剣に考えた方がいいです。

3. 動画サービスにブロックされる

Netflixやスポーツ中継などは、

  • VPNやプロキシからのアクセスを自動検出
  • そのIPアドレスを順次ブロック

というイタチごっこをしています。

無料サーバーのIPは利用者が集中しやすいので、ブロックリストに載りやすいのが現実です。
ここは正直、設定でなんとかなる話ではなく、ストリーミング対応の有料VPNを使うかどうかの問題になってきます。


データスナップショット:Proton VPN無料版 vs 有料VPNの比較

ざっくりイメージをつかむために、Proton VPN無料版・Protonの有料プラン・代表的な有料VPN(NordVPN)を比較してみます。数字はイメージしやすいように簡略化した目安です。

🧑‍💻 プラン💰 月額目安📈 速度感🌍 接続可能国🎬 ストリーミング🛡️ プライバシー
Proton VPN Free¥0普通〜遅め(混雑しがち)ごく一部の国のみ原則非推奨・制限多めノーログ・広告なし
Proton VPN 有料(Plusなど)約¥800〜/月(長期契約)高速〜とても高速数十カ国以上一部サービスに対応強力なノーログと追加機能
NordVPN(有料)セール時は約¥400〜/月かなり高速・安定60カ国以上ストリーミングに強いノーログ・追加セキュリティ機能多数

ざっくりいうと、Proton VPN無料版は「安全性は高いけど、速度と使える国がかなり絞られる」タイプです。本気で動画や海外サイトをストレスなく使うなら、どこかのタイミングで有料VPNも検討した方がトータルでは楽になります。


MaTitie ショータイム:VPNをちゃんと選ぶと人生ラクになる

ここで少しだけ、MaTitieとしての本音トークタイムです。

最近はスマホにも最初からいろいろなアプリが入っていたり、ニュースでは「◯◯社のアプリがスパイウェアでは?」といった話題も増えています。
Samsungの一部モデルにプリインストールされているアプリが“スパイアプリではないか”と批判されたケースも海外で報じられましたし(HashTelegraph, 2025年11月18日)、正直「どこまで信じていいの?」と不安になるのも当然です。

だからこそ、

  • 自分で選んだVPNで通信経路を暗号化する
  • 公共Wi‑Fiや、素性の分からないネットワークでは必ずVPNをONにする

という“セルフ防御”は、もはやネットリテラシーの一部と言っていいレベルになっています。

無料で試すならProton VPNはかなりアリですが、「メインでガッツリ使う1本」を選ぶなら、MaTitieとしては速度・セキュリティ・ストリーミングのバランスでNordVPNを推してます。

  • サーバーが多くて混雑しにくい
  • ストリーミング向けのチューニングがかなり良い
  • 30日間返金保証で、合わなければサクッとやめられる

この辺りが理由です。
一度ちゃんとした有料VPNを体感しておくと、「あ、無料VPNってやっぱり限界あるな…」といい意味で割り切れるようになります。

🔐 Try NordVPN – 30-day risk-free

※このリンクから申し込むと、あなたの料金は変わらないまま、MaTitieに少額の紹介料が入ります。記事制作のモチベになるので、もし「悪くないかも」と思ったら使ってもらえると助かります。


よくある質問(FAQ)

Q1. Proton VPN無料版って、本当に“安全”って言い切れる?

A. 「無料VPNの中では、かなりマシで信頼度高め」という言い方が一番正直です。
ノーログ方針で、怪しい広告もなく、通信量も無制限。少なくとも「個人情報を抜くためのVPN」みたいなサービスとは一線を画しています。

ただし、完全に100%安全と言い切れるサービスは存在しないので、

  • OS・ブラウザ・アプリを常に最新にする
  • 怪しいサイト・ファイルは開かない
  • 2段階認証など、アカウント側の守りも固める

といった“基本の守り”とセットで使ってください。


Q2. X(旧Twitter)でVPN利用がバレると、何かデメリットある?

A. 現時点の海外報道レベルでは、X側が「このアカウントはVPNを使っています」といった追加情報をプロフィール画面に表示する構想を進めているだけで、
「VPNを使ったら即BAN」のような話ではありません(Socialsamosa, 2025年11月18日)。

ただ、

  • 政治的な発言や炎上しがちな話題
  • 利用規約ギリギリを攻める使い方

などをするときに「VPNを使っているアカウント」として見られる可能性は上がります。
普通に趣味アカウント・情報収集などで使うぶんには、過度にビビる必要はないかな、というのが正直なところです。


Q3. 「とりあえず無料VPN+ウイルス対策ソフト」なら安心?

A. かなり良いスタートですが、「それで全部OK」とは言えません。

  • 無料VPN:通信の一部を守る
  • ウイルス対策ソフト:端末に入ってきたマルウェアを検知する

という役割分担なので、

  • フィッシング詐欺サイトに自分から情報を入れてしまう
  • 弱いパスワードや使い回しが原因でアカウントが乗っ取られる

といった人間側のミスまでは防げません。

Android向けの無料アンチウイルス比較でも、一部製品はVPN機能を同梱していますが(LesNumeriques, 2025年11月18日)、それでも「ユーザー教育」が一番の防御だと指摘されています。
VPNとアンチウイルスは“最後の砦”、その手前でちゃんと自分の行動も見直しておく、くらいの意識を持っておくと良いです。


もっと勉強したい人向けの参考リンク

VPNやストリーミング周りをもう少し深掘りしたい人向けに、今回触れたテーマに近い海外記事をいくつか置いておきます(いずれも外部サイト・英語/他言語です)。

  • テニスのDavis Cupをオンライン視聴するための配信ガイド(VPN活用の典型例)
    「How to watch Davis Cup Finals 2025: live stream tennis online, TV channel, order of play」, TechRadar, 2025-11-18
    記事を開く

  • SurfsharkのBlack Fridayセール紹介。有料VPNの値引きタイミングの参考に
    「Surfshark Black Friday : la protection VPN ultime à seulement 1,99 €/mois avec 3 mois offerts !」, Futura-Sciences, 2025-11-18
    記事を開く

  • オンライン上の年齢確認やコンテンツ制限と、監視・プライバシーの兼ね合いに関する議論
    「Ddl Valditara e controllo del porno: il governo sostituisce informazione con sorveglianza」, HuffingtonPost.it, 2025-11-18
    記事を開く


NordVPNを試してみるなら今:無料版と有料版の“いいとこ取り”戦略

最後に、ちょっとだけ全体のまとめと、現実的な運用プランを。

  • Proton VPN無料版:
    → 「ノーログ・データ無制限」で、無料VPNとしてはかなり優秀。ただし速度・国・ストリーミングに制限あり。
  • 有料VPN(例:NordVPN):
    → 月数百円レベルから使えて、速度・安定性・対応サービスが段違い。ストリーミングにも強い。

個人的におすすめなのは、

  1. まずはProton VPN無料版でVPNの基本を体験

    • どんなときにON/OFFするのか
    • 速度低下の感覚
    • アプリの使い勝手
  2. 「VPN、けっこう使うな」と思ったら
    → NordVPNのような有料VPNを30日返金保証つきで試してみる

という2段階方式です。

NordVPNは30日間の返金保証があるので、

  • 週末に海外スポーツ配信を見てみる
  • 平日夜にNetflixやYouTubeをガッツリ検証してみる
  • 通勤中にスマホで常時VPN ONにして速度をチェック

など、1カ月間ガチで使ってみて「これはアリだ」と思えばそのまま継続、「無料版で十分かな」と思えば返金してProton VPN無料版だけに戻る、という選択もできます。

VPNは「とりあえず1個入れればOK」ではなく、自分の使い方に合った組み合わせがかなり大事です。
無料と有料をうまく使い分けて、安全性とコスパのバランスを自分なりに最適化してみてください。

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